「名前は分からない…、けど叶斗の彼女だったんなら名前ぐらい分かるんじゃないの…?」
「え…あ、いや名前覚えてない。顔も覚えてないし」
え、そうなの…?
「どんなやつだった?」
「髪が長かったのしか覚えてない…」
怖くて顔なんてちょっとしか見てなかった。
だからあんまり覚えてない。
「そっか。分かった」
やっぱりこんなこと聞くのって彩葉ちゃんのためかな…
あの先輩たち彩葉ちゃんのこと囲んでたし…
それに先輩たちが言うように叶斗は今までの彼女たちと違って彩葉ちゃんにはいつもと違う接し方してたような…
彩葉ちゃんは特別な存在だったりするのかな…

