好きって言わせるから。




意味が分かんないよ…っ




この悲しい気持ちも訳が分からなくなってくる。




叶斗の本当の好きな人は誰なの?




やっぱり叶斗を想ってるままじゃダメ、なの…?




「あっ…」



もう一度立とうと思って立ち上がったのはいいのだけれど今度は力が抜けて膝から崩れ落ちてしまう。



すると。




「心桜!!」




名前を呼ぶ声が聞こえるほうを見ればこちらに向かってくるのは




───叶斗と彩葉ちゃんだった。