好きって言わせるから。




混乱していく頭の中。



どういうこと…なの…?



でも……



「危ない──っ!!!」




気づけば体が動いていた。



先輩が持っている教科書を思いっきり振り上げ彩葉ちゃんに向かってそれをぶつけようとしていたから…




たとえ彩葉ちゃんが恋の敵でも彼女は何も悪いことなんかしてない。




彩葉ちゃんは友達だから…




だから自然と体が動いて無意識に先輩と彩葉ちゃんの間に入ってた。




身構えていたけどやっぱり痛い。




先輩にぶつけられた教科書は自分の背中に思いっきり当たった。