好きって言わせるから。



「叶斗…?」



夜ご飯を食べ終え私の部屋に行けば怖い顔をして近づいてくる叶斗。



すると私の首に軽く触れ…



「何これ」


「え…?」




何かをなぞるように首元を触る叶斗。




「これ、誰につけれた?」



首元を見てば薄い赤い跡がある。



これって…



「このキスマーク。誰につけられたって聞いてんだけど」