「お前が瀬名の‘‘幼なじみ‘‘…か…」 「っ、」 一歩前に出たと思えば無理やり目を合わせるように顎を上げられる。 この人何考えてるのかまったく分からない。 ただ分かるのは何か考え事をしているってことだけ。 「あ、あのっ、私、人待たせてるのでもう帰ります…」 バイトが終われば叶斗が迎えに来てくれてるから待たせちゃってるかもしれない。 何よりもこの人が怖くて逃げたかった。 店長と千隼くんにも挨拶をしてその場を離れようとしたとき。 「それって瀬名?」 「え…と?」 「その待たせてる人」