結菜は自分より 俺や結愛のことを考えて無理しすぎだよ… 結愛のことを放っとくことはできないのはわかる。 だけど、俺がいるときくらい 自分の体のことを考えて もっと頼っていいのに……… そう思いながら 結愛のおむつを変えて、 少し抱っこしていると幸いなことに寝てくれた。 「結菜、ごめん 診察するから、少し体起こすよ」 結菜の体を支えて体を起こすと 「………ごめんね………」 結菜は消え入るような小さい声で そう言った。