「結菜、ただいま、
今日もキツイ ?」

いつもみたいに真っ青な顔をしてうなずく結菜………


これはきっと入院になってしまうな。

結菜の不安を少しでも和らげる
ために手を握ってから話を始める。


「結菜、今日も食べられなかった?」

「………ごめんなさい…グスン」

優しく聞いたつもりだったけど、
急に泣きだしてしまう。

昨日夜いっしょいたら少し落ちついたけど
情緒不安定だな


「………ごめん、責めるつもりは全くないよ

けど、このままじゃ結菜も辛いでしょ? 」

うつむきながら頷く結菜


「だから………少しだけ入院しよう? 」