「ほんと、レイナって、うざいよね」


こんな言葉、聞き飽きた


私は、他より少しだけ見た目がいい

そのおかげで、いつも虐められていた

でも、そんなもの日常になれば、大したこと無かった

隠される靴

ボロボロの教科書

靴箱の大量の悪意のラブレター

机の落書き

暴力

陰口

普通だった




もう、どうでもよかった