真美との生活に 満たされていく駿平。 今まで 1人で 暮らしていたことを 忘れてしまうくらい 自然に 真美との時間は 流れていく。 生活感のない 今までの暮らしは 快適だったはずなのに。 キッチンから漂う 料理の匂い。 洗面台に置かれた 真美のコスメ。 テーブルに並ぶ ペアのマグカップ。 真美を感じる 全てのものが 愛おしくて。 『こんな日常も 悪くない…むしろ 俺は 幸せだ。』