いつものコンビニに着いた。 今回も世話になった運転手さんに声をかけ、奏波嬢は車に乗って帰って行った。 明日は昼過ぎにカラオケの予定だが……。 雪姫の表情が冴えないのは俺のせい……か? 「陸兄!?」 突然雪姫が声を上げた。 荷物もそのままで陸人さんにかけ寄る笑顔の雪姫。 ズキッ 笑う雪姫の表情が見えないナイフで俺を突き刺す。