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次の日の朝、いつものように準備をして学校に行った。
教室に入ると、自分の席に座って、ここからはただ放課後になるのを待つだけ。
私のつまらない日常が、始まる。
授業は、聞いているふりをしながら、窓の外を眺める。
…鳥がいる
今日の雲は変な形なのが多い。
そんなつまらないことを考えて、
こうやって時間は過ぎて行く。
休み時間も、お昼ご飯も、何も面白いことなんてないし、
ただ時間が過ぎて行くだけ。
…それならいいのに、面倒なことが度々おこる
_ドンッ
私がお昼ご飯を食べていると、友達とじゃれあっていた勢いで、私の肩にぶつかってきた。
「あ、ごめん」
ぶつかったのはわざとじゃないって分かってるし、
「…大丈夫です」
そう言って、会話を終わらせた。
…なのに、
「…ふっ、な、今の見た?めっちゃ顔こわかったんだけど」
たまにこういう面倒くさいことが起こる。
こういうのもずっと覚えてるから、こういう時だけ、自分の記憶力がいいことをちょっとだけ嫌だって思う。
だって面倒だから。
人って面倒だから。
意味の分からないことを言ったり、勝手にバカにしたり。
私には理解ができないことばかり。
私は何も聞こえていなかったかのように、もくもくとご飯を食べた。



