渚先輩、好きってなんでしょうか?




「心花ちゃんその笑顔よ!」



…はい?



「ポニーテールも、とっても似合ってる」



「今日の心花ちゃんは無敵よっ」



…何を言っているんだか…



喉を潤すためにお茶が入ったペットボトルに口をつける。




「おでこにコッツンされた人に告白するなら今よ~~っ」




「ぶーーーっっ」



「あらあら、心花ちゃんのお茶の霧吹き」




霧吹きを見て感動している結さんに、ムッとした顔で言った。




「…何がどうなってそうなったんですか」




すると結さんは全く恥ずかしがることなく、話を続けた。




「心花ちゃん可愛いでしょ、そしてポニーテールでもっと可愛いでしょ、」



「前にコッツンされたって言ってたでしょ、」



結さんは指で数えながら話を続ける。



ちょ、ちょっ



「ちょっと待って、待ってくださいっ」




_ガチャッ




「ただいま……なんか随分盛り上がってたね、何話してたの?」



な、渚先輩。



このタイミングで渚先輩!




「心花ちゃんの恋ばな❤️」