君はロックなんか聴かない

「おはよう」

「おはよう」

またいつものメンバーに挨拶をする。もう友達って言っていいのだろうか

「おはよう」

「おはよう」

久間君だ。毎日挨拶してくれる、好きなのかな?いや気のせいだ、私意外にも挨拶はしてる。勘違いは辞めておこう。

「橋本さん、今日スタジオ行くけど行く?」

「行く!」

「須藤さんも青田さんも行く?」

「行きたい」

「ごめん、今日バイトだ」

青田さんは悲しそうに断った。

「そっか青田さんはまた誘うね、とりあえず放課後駐輪場集合ね」

「待って、今日ギター持ってきてない」

「あー、貸し出しもしてるけど、一回取り行く?」

「私は貸してもらいたいな」

「ああ、じゃあ私も借りようかな」

「OK、じゃあまた声かけるね」

「うん、了解」

やっとスタジオに行ける。私は朝かテンションが飛び上がってしまった。嬉しい。

でも全部久間君から発信で申し訳ない。私からもどんどん行動しないといけないな。
コミュニケーション能力がないとバンドはきっと出来ないはず。
私も須藤さんや久間君を見習わないといけないな。

しかしネガティブな妄想は一瞬で終わった、待ちにまったスタジオに行けるのだこんな幸福は無い。早く1日が終わって欲しい、放課後が楽しみだ。気持ちが昂りすぎる。こんなんで授業に集中出来るだろうか、身体がウズウズする。