おいかけっこ【完】




「悠唯には、永松さんがいるでしょ。もう、私にはつきまとわないでよ……」



本当はそんなこと思ってない。


つきまとってるだなんて思っていない。


でも、こうして言葉にしないと、私はすぐ悠唯の方に気持ちが戻ってしまう。



「永松にはちゃんと断りを入れたよ」



悠唯は大きめの絆創膏を私の膝に貼った。


そして、優しく私の膝をさする。