おいかけっこ【完】




「とりあえず、保健室行こう」



悠唯ははい、としゃがんで私に背中を向けた。


え、これっておんぶ、ってことだよね?



「いいって!子供じゃないんだから」


「いいわけないだろ。ていうか、その足じゃ歩けないだろ」



悠唯は半ば強引に私を自分の背中に乗せた。


通る人通る人から視線を向けられる。


私は恥ずかしさで悠唯の背中に顔をうずめたが、悠唯は何も文句も言わずに私を保健室まで連れて行った。