「多美(たみ)、飲みに行こうぜー」 「ハイハイ」 「ほんっとキミら仲良いわよねー」 そんなのは言われ慣れた。 そして、コイツはいくら払っても私の肩をがっちり掴んで離さないんだ。 「まあ、幼稚園からの腐れ縁だし」 「腐れ縁じゃなくて、幼馴染って言ってくれよ」 ぶーぶー横で文句を垂れるのが、私の腐れ縁で幼馴染の悠唯(ゆうい)。 幼小中高大とずっと私を追いかけてくるヤツだ。