「ふぁ~‥‥。
良く寝た。久しぶりに祖母の夢見たな‥」
懐かしい余韻に浸りながらも
時計を見れば昼の12時をさしていた。
"もうこんな時間か‥休みだしもう少しゆっくりしよ。そういや、お婆ちゃんが亡くなってからもう結構経つんだな"等と
思いながらも赤い本の事を思い出し。
祖母が亡くなった後祖母の寝室に行くもその本は見当たらず行方不明になっていた。
「あの本何処に行ったんだろう」と
口にしながらもベッドから体を起こし
玄関に向かいポストを開けた
中には、見たことも無い茶色い封筒で包まれた荷物が入っていた。
"ん?、何か買ったっけ?"
考えながらもリビングに戻れば机に置き。
椅子に座れば封筒をゆっくりと開け。
中からは何処かで見た覚えがある。
赤い本が出てきた。
「これ!お婆ちゃんの本じゃ‥」
本を机に置き。
袋を逆様にすれば鉄の鍵が出てきた。
鍵を手にしながらも本を眺める
"どうしょ。開けるの後でいいかな?
でも気になるし‥。"
悩 む も 5 分 が 経 ち
「よし! 後にしょ!」