君と別れて数日

カラフルな街並みも

一瞬でモノクロになって

君がいた僕を取り巻く空間が

どれだけ大切なモノだったほか

別れてから知るなんて


ソファに頭を預けて

携帯をいじりながら

ふと思い出す


君といつも連絡を取り合っていたこと

君とのデートの写真を見ていたこと

君とのデート写真を見ていたこと


それらの日常が思い出に変わって

いずれ君のいない

新しい思い出に塗り替えられて

君を思い出すこともできなくなって

新しい誰かを愛するんだろう