しばらく独りにしてよ

そう呟く 僕の隣の部屋

聴いたことないレコードが流れる

無情にもその洋楽は

悲しいバラードだった

英語はまるで分からないけど

それはそれは悲しいバラードだった

孤独な少年の叫びだった

そう 僕の叫びだった

僕がいなくなったら

哀しんでくれますか