いつか、さくらを片手に君に逢いに行くその日まで…

いろいろな色〜君がいい〜
ギーギーっバタンっ!

私が扉を開いたと同時に後夜祭の花火が打ち上がる。まるで、私を応援してくれているようだ。

少し車椅子で進んだ先には奏の後ろ姿があった。
私は、力いっぱいに車椅子をこぐ。
私が近づいてきた事に気づいたら奏はそっと私の方へ、振り向いた。

私は大きく息を吸う…。

ふぅ…はぁぁあ。

そして花火に負けないような大きな声でこういうのだ。

「初めて音楽室であったあの日から君の音と、君自身が好きでした!付き合って下さい!」