みんなは私が守る。
そのためにも、私は誰にも負けられない。
「男3人相手に抵抗しないなんて無理だろ?」
何言ってるの?
むしろ、指先1本触れさせないよ?
「さっさと捕まえてやっちまおうぜ」
その言葉を合図にジリジリと詰め寄ってきた。
さぁ、早くおいで?
楽しませてあげるから。
「おい、この女ビビって1歩も動けねぇみてぇだぞ。さっさとやっちまっ……、ぐあっ!」
それは本当に一瞬の出来事で。
まるで蝶が舞ったように美しかった。
蝶が蜜を吸って枯れ果てた花の下には3人の男が気絶していた。
「"女なんか"に負けるなんて、恥ずかしいね?」
そう吐き捨てて、蝶は羽ばたいて行ってしまった。
まさか、見られているとは知らずに。
