必ず守るから、だから、笑って



耳を塞ぎたくなるような音と、光が水溜まりに反射して目が開けれないほど眩しい。


聞いたことない程の衝撃音がしたと同時に私の記憶は途絶えた。





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つん、とした薬品のような、消毒液のような匂いで目が覚めた。


家でも、学校でもない匂いと、見覚えのない部屋。



見た感じ、病室だった。



そうだ、大型トラックが信号無視で突っ込んできたんだっけ…。




足が少し痛む。


だけど、思ったより怪我が少なそうだった。



それより、パパとママは何処なんだろう。


この部屋は個室で、少なくとも同じ部屋ではないみたい。