必ず守るから、だから、笑って



出来ることならば、今すぐ奴をぶっ飛ばしたい。



だけどここは住宅街。


それに私は体調不良。



なんの被害もなく100%勝てるかと聞かれたら確信が持てない。



「それにこんな弱い君をここで痛めつけたってなにもおもしろくないだろう?」



目を、見開かずにはいられなかった。


弱い、と言われたことではなく、この距離に。


間合いのまたさらに外にいたはずの新堂は私が瞬きをした瞬間にはもうすでに目の前にいて、

それでいて私の顎を持ち上げ、視線を外さないようにしていた。



なにも反応できなかった。


早すぎる。


新堂が戦うつもりじゃなかったからよかったものの、もしこれが実戦だったとしたら?


私は一瞬で殺られていたことだろう。


今までコイツは何をしてたんだ。


こんなに強くなかったはずだ。



「クスっ。僕が強くなってて驚いた?せいぜい僕を楽しませてよ」