「むぅ、タイミング悪ーい」
「ふふふ、また今度だね」
「うんっ!じゃあ、また明日ねぇ」
「また明日」
桃優に手を振ってから、私も重い腰を上げ、鞄を持つ。
はぁ。
慣れてるとはいえ、2日間眠っていないのだ。
放課後直帰出来ないのはさすがに体に響く。
どう見ても教室にあの3人はいないのだけど…、まさかバックれた?
まだなにをやらされるかも分かっていないのに、もしそうだとしたら最悪だ。
重い足取りで長い廊下をダラダラと歩きながら職員室を目指す。
「失礼します」
「あーっ!ひめおっそーい!」
私が中に入ると既に3人は揃っていた。
今までどこに居たんだ。
「おー、全員揃ってるな。喜べ、プールの掃除を任せる」
「はー!?先生鬼畜ー。この学校プールの授業ねーじゃん!」
「いや、水泳部があるんだよ。知らんのか」
「それなら掃除すんの水泳部じゃんっ!」
「俺、水泳部の顧問。でも部員は今違うことやらないといけない時期でさぁ。ちょーどいいとこに遅刻してきてくれたよ」
「なにそれぇー」
