必ず守るから、だから、笑って




「うん、明日は一緒に帰ろうね」



「わーいっ!嬉しいっ!」




ニコニコと心の底から嬉しそうな顔をしながら抱き着いてきた桃優を抱きとめつつ、頭を撫でる。



「桃優、彼氏の話聞きたいな」



そう言うとぱぁっとさらに顔を明るくし、元の席に座って嬉しそうに話を始めるその姿は、彼氏のことが本当に好きなんだろうなぁ、と伝わる。



頬杖をつきながら桃優の溺愛している彼氏の話に耳を傾けた。



「今度、合わせてほしいな、桃優の彼氏に」



「うんっ!もちろんだよっ!紹介したいと思ってたんだぁ!」



本当に表情豊か。


感情が分かりやすくて、女の私からみても可愛くてしょうがない。



「あ、桃優。スマホ光ってるよ」



ほんとだっ!と慌ててスマホを確認する桃優。



おそらく彼氏だろうな。



「のんちゃん!りっくん着いたみたいっ!」



「そっか、私に付き合ってくれてありがとう。また明日だね」



「あっ、そうだっ!ついでに今から会ってくー…」



ピンポンパンポーン



【2年4組、翠咲晴葵、輝望壱星、透理那岐、妃夢乃希愛。至急、職員室に来なさい】