君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~

「なかなか会いに来られなくてごめんね」
「・・・」
私が話をしても母は花壇の花に見入っていて何も反応はしない。

「会うのが怖かったんだ・・・私・・・ごめんね・・・こんなに弱虫で・・・」
「・・・」
「お母さんに似合うかなと思って、今日たくさん服を持ってきたの。よかったら着てね。その服も似合ってる・・・。」
「・・・」
ツンと痛む鼻の奥。
泣いたらダメだ。

私は花を見ている母の方へと移動した。

ちょうど母の視線の先に入った私。

「ありがとう。」
しわしわの母の手を握り、私は一番言いたかった言葉を言った。