少しして海璃が自分の席に戻ってきた。 見ないようにしていても気になり視線を送ってしまう。 海璃は険しい表情のまま、私の方を見ずに仕事を始めた。 ごめんね・・・海璃・・・ごめんね・・・ 心でそう謝りながら、私も仕事を再開した。