お互いのぬくもりを分け合い高め合った後、体の熱を冷ますように、私たちはひとつの毛布にくるまって、ソファに寄り添って座り映画を観た。
はじめから今夜は泣ける映画を選択していた私。
「泣いてんの?」
海璃の胸に寄りかかり映画を観ている私の涙に気づいて、海璃が私の顔を覗き込む。
「感動してるの」
「まだ感動する場面いってないだろ?」
「もう、雰囲気で泣けるの」
「そうか?」
「そうなの」
ぽたぽたと流れ落ちる涙。
海璃の胸に寄りかかったまま、次々に流れ出す。
海璃の前で涙を流すのも、これが最後。
最後だから今だけは、泣かせてほしい。
はじめから今夜は泣ける映画を選択していた私。
「泣いてんの?」
海璃の胸に寄りかかり映画を観ている私の涙に気づいて、海璃が私の顔を覗き込む。
「感動してるの」
「まだ感動する場面いってないだろ?」
「もう、雰囲気で泣けるの」
「そうか?」
「そうなの」
ぽたぽたと流れ落ちる涙。
海璃の胸に寄りかかったまま、次々に流れ出す。
海璃の前で涙を流すのも、これが最後。
最後だから今だけは、泣かせてほしい。



