君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~

「何があったかは知らないけどさ。」
「・・・」
「京香じゃないから具合だってわかんないけどさ。」
「・・・」
「ずっと一緒にいるわけじゃないから、なんでもわかってやれるわけじゃないけどさ。」
「・・・」
「心配なんだよ。俺は。お前が。」
海璃の心配してくれている気持ちは十分に伝わっている。

申し訳ない気持ちもある。

「こういうことがあると、早く結婚して、京香をまるごと、もっとちゃんと支えたいって思うんだよ。ずっと一緒にいたいって思うんだよ。」
「・・・」
「もっと、自分のこと大切にしてほしいんだよ」
「・・・ん・・・」
海璃の言っていることを考えながらも、眠くて眠くて仕方がない私の意識が眠りに落ちそうになる。