君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~

「海璃・・・」
「ん?」
もう開かない瞼を閉じたまま、私は私に腕枕をして添い寝してくれている海璃に話しかける。
私の肩にまで布団をかけてくれる海璃。

その心地よさと温かさに私は眠りに落ちる寸前だ。
「なんだよ」
名前を呼んでおいて話をしない私にあきれたように笑う海璃の声が聞こえる。
「ごはんは?」
「朝、京香と一緒に食べるよ」
「・・・冷凍のごはんならあるよ?」
「いらない。俺ももう眠い。」
「・・・ごめんね・・・」
海璃だって仕事で疲れているのに、わざわざ私の家まで来て私のお世話までしてくれている。
もちろん、明日も仕事だ。

「なぁ、京香」
「ん?」
目を閉じたままでいる私の髪を撫でながら海璃が、低く落ち着いた声で話しかける。