海璃は京香の左手の薬指をそっと撫でた。 すると、京香は目を閉じたまま海璃の手をギュッと握る。 二人の指輪が重なりあうのをみて、海璃は少し泣きそうになるほど、幸せをかみしめた。 最後まであきらめなかった二人。 奇跡は・・・起きた・・・。