君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~

緩んだ結婚指輪がやけに大きく見える。

「京香・・・」
俺は京香の手を握りながら、自分の額にその手を付け、祈るように目を閉じた。

どうか・・・どうか・・・俺から京香を奪わないでくれ・・・
なんだってする。なんだって耐える。

でも、京香がいなくなるのだけは耐えられない。

京香、今だけは先にいかないでくれよ。
俺を置いて行かないでくれよ。

頼む・・・



京香の病気を知ってから、覚悟をしてきたつもりだった。
どんな時だって俺は・・・京香を笑顔で支えるって決めてたんだ・・・。