進行役の私は誰よりも先に会議室の準備を始めた。
自分の頬に手をあてる。
何も自覚症状はない。
夕べもぐっすりと眠れたし。
朝食はいつもとる時間がなくて今朝も飲み物だけだ。
年のせいかな・・・
そんなことを考えながら会議に使う資料を机に並べていると会議室の扉が開いた。
「お疲れ様です」
資料から視線を扉の方へ移すとそこには海璃が立っていた。
「京香」
会社で名前を呼ばれてどきっとする私。まだ誰もいない会議室でも、関係を知られないようにしている私たちの関係がいつ広まるか、付き合って長くてもどきどきしてしまう。
自分の頬に手をあてる。
何も自覚症状はない。
夕べもぐっすりと眠れたし。
朝食はいつもとる時間がなくて今朝も飲み物だけだ。
年のせいかな・・・
そんなことを考えながら会議に使う資料を机に並べていると会議室の扉が開いた。
「お疲れ様です」
資料から視線を扉の方へ移すとそこには海璃が立っていた。
「京香」
会社で名前を呼ばれてどきっとする私。まだ誰もいない会議室でも、関係を知られないようにしている私たちの関係がいつ広まるか、付き合って長くてもどきどきしてしまう。