君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~

『コンコン』
「はい」

少しして病室の扉が開けられた。
そこにはラフな格好をした海璃が立っていた。

「よっ」
「よっ」
お互いにその姿を見ただけで、言葉にしなくても伝わる気持ちがたくさんある。

「ん」
私は言葉にならない分、海璃に向かって両手を広げた。

どうしてもこらえようとしているのに涙があふれる。

海璃はふっと優しく笑って、私の方に近づくとベッドに上がり、私を抱きしめてくれた。