姪っ子への貢物を選ぶ海璃を見ていると、私と海璃の間に子供が生まれたら・・・と想像して幸せな気持ちになる。

私だって子供は嫌いじゃない。
むしろ好きなほうだ。

年齢を考えると、早くうむに越したことはない。


再び海璃の熱いくらいの熱に溶かされながら、私は海璃との未来を選択しようと心に決めていた。






でも・・・

この一番幸せな夜から数日後に知る事実に、私は別の選択をすることになった。