君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~

「俺の幸せはもう何年もここにある。」
「・・・?」
海璃はそう言って私から少し体を離して、私を見つめた。

「京香。ここに俺の幸せが詰まってんだよ。俺が欲しい幸せが全部、ここにあるんだ。」
そう言って海璃は私に口づける。

その口づけから海璃の熱い想いが伝わってくる。

「言っただろ?俺はあきらめない。京香との時間も、京香との幸せも。あきらめない。だって、俺は京香といたいから。京香といることが今の俺には一番の幸せなんだよ。」
「・・・」
「京香が俺を想って、言ってるってわかってる。約束する。でも今は京香は生きてるだろ?」
「・・・」
「ここにいる。ちゃんと生きてる。」
「・・・」
「俺の幸せもまだちゃんとここにあるんだよ」
「・・・うん」
私の瞳から零れ落ちる涙を、穏やかに微笑みながら海璃が拭ってくれる。