麻里絵の部屋で キスをしていると

俺は 自分を 抑えられなくなってしまう。

「まり。大丈夫。怖くないからね。」

押し倒した麻里絵は 少し 身体を固くして

縋るような目で 俺を見つめた。


「うん。いいよ。私も。祐一君なら 怖くないよ。」

そっと目を閉じて 俺に 身を任せる麻里絵。

「まり…」

俺は 夢中で 麻里絵に 指を這わせ キスをする。


「んっ。」

その瞬間 ギュッと 目を閉じた 麻里絵。

硬く 清潔な反応は 俺に 大きな歓びを与える。



「ごめん。痛かった?」

「うん。でも大丈夫。私 祐一君と 一つになったんだね。」

麻里絵の瞳から 溢れた涙は

喜びだったのか 苦痛だったのか。