「もう~、日詠くん・・いえ、日詠先生、すみません。ホント、藤崎、馬鹿!!!!」

『いえ、素敵なご主人ですね。僕もこんな父親になりたいです。』

「えっ?この人、ただの変態だよ?」

『変態・・・悪くないですね。大切な人の前だけならいいんじゃないでしょうか?』

「日詠先生も、変態でいいって。パパ~もっと聞かせて。ママとのエッチまでの道のり~。」

「もう芽衣まで!!!!日詠先生、お忙しいから、ワクチン、早く打ってもらって!!!!それで、日詠先生は早く帰って伶菜ちゃんに言い訳すること!わかった?」

『はいはい。それじゃ、ワクチンの説明しますね。』




俺と伶菜と祐希と陽菜
俺達もこんなふうに和気あいあいと語り合えるそんな家族になれるといいな

そんなあたたかい時間を与えてくれた澪さん家族

自分も早く帰宅して
伶菜に言い訳して
そして教えてあげたい

目の前で繰り広げられていた澪さん家族の温かいやりとりを・・・