あの集会の後、私はすぐに、るみに自分が生徒会の先輩に恋に落ちたことを伝えた。そしたらるみはくりくりした目をまん丸くさせながらこう言った。


「ええ青春じゃん、さき!今朝あんな話してたばっかなのにすぐ来ちゃったね!」


「うん、私もびっくりしてる。」


「よーーし、さきの恋全力で応援するよー!」


「るみありがとう~」


それからは、るみと一緒に先輩の情報収集に走った。


後悔だけは絶対にしたくない。その一心で来る日も来る日も先輩を想い、走り続けた。