「春ー、ごはんだよー」
凪沙さんの声で目を覚ますと、外はすっかり暗くなっていて、時刻は午後9時にせまっていた。
思いのほか長くねちゃってたみたいだ。
「ん’’ー、はぁーい」
グゥーっと伸びをして体をほぐす。
かなりちゃんと眠れたから、視界も良好で気分も悪くないね。
お腹もいい感じに減ってるし、下の階からは食欲をそそるフワフワオムライスの香りが漂ってくるし、今すぐ食べたい!!!
ベットの上で一回飛んで、勢いよく飛び出そうとした。
なのに、おかしいの。
起き上がるまでは簡単に、すんなりとできたのに腰から下の心臓から遠い部分、足の先のほうがしびれてて動きにくい。
動けないことなんてなくて、なんかおかしいなって感じのゆるーい違和感。
いまだって、意識すればすぐに治ったもん。
この変な感じいつだっけ?今日あった気がするんだよ。
「はーるー!はやくおりておいでー」
「はいはーい!!すぐ行くよ」
私はリビングへ急いだ。
おいしいオムライスのことで頭の中はいっぱいだった。
