だれよりも近くて遠い君へ

「っともう、離れてよ近い」

「嫌だ、何?照れてんの」

楽しそうだね?相変わらず表情は読み取れないけど、声が踊ってるみたいに聞こえるよ。
そんなさくはひどく久しぶりで、うれしい。


でもね


きっとさくだって、お母さんやあいつみたいに離れていくんでしょう?
優しい言葉と、甘いあまい思い出だけ残して行っちゃうんでしょ?


こっちがそれにどれだけ振り回されても関係なく



それってさみしいの
すごくすごく満たされないんだよ