勿忘草〜私を忘れないで〜

頭が真っ白になった。僕は騙されてたのか?



それから璃華とは口をきかなかった。



璃華を思い出す度に、苦しくて、苦しくて


夜になったら家を飛び出して、喧嘩に明け暮れてた。


ドゴッバキッ


喧嘩をやってる時だけは璃華のことを忘れられた。



いつもは相手が立てなくなったら終わらせるのに、その日は妙にムシャクシャしてて殴る手を止めることが出来なかった。


すると、

パシッ


僕の拳を止めてくる人がいた



「お前、それ以上殴ったらこいつ死ぬぞ」