勿忘草〜私を忘れないで〜

蓮side


教室を出たら朔さんが俺を呼び止めた


朔「蓮!」



蓮「お前ら先行ってろ。」


慎「分かりました。」



蓮「なんですか?」


朔「お前、奏音に手ぇだすんじゃねぇぞ」




蓮「分かってますよ。”いまは”手を出しません。」


朔「おまっ、、、ハァー分かった。お前らなら信用できるからな」


どうやら俺は先代からの信頼が厚いらしい。



朔「お前はわかっただろ?奏音の目が 蓮「闇に染ってること。ですよね?」…あぁそうだ。」



数秒間沈黙が続いたがやがて朔さんが顔を上げて


朔「奏音さんを救って欲しい。今もあの人は過去の闇に囚われている。それを俺や瑠雨だけでは救えなかった。お願いだ。」



朔さんが頭を下げるなんて、どんだけあいつの闇は深いんだろうか?だが、


蓮「救ってみせますよ。必ず。そして俺の女にしてみせます。」



俺は朔さんに一礼して屋上に向かう


迷いはなかった。俺が初めて惚れた女だ。逃しはしねぇ。


蓮side end