「やぁ、ようやくめがさめたか。いぬ」

「ごしゅじん、さま?」
くちからついそうでた
「そうそう、ごしゅじんだ」
くろいみみときょだいなからだ。それからびけいなかおだちのおとこのひと、ごしゅじんさま
「ごしゅじんさまはなにをなさってらっしゃるのですか?」
「おまえをいぬにした。いぬみみもつけたししっぽもつけた。さあおれのものになれ」

「わたしはさいしょからいぬです! げぼくです! わんちゃんです! なんでもいうことききますからここにおらせてくださいっ!」
「よろしい」

「ちょっとせんのうがすぎましたかね?」

「これくらいがいいのさ」

まだ、わたしはしらない。

これからごしゅじんさまとわたしとわにおとこのけろーにおこる、ひにちじょう