やっぱり優しい彼はぽんぽんっと頭を叩くと少しだけ悲しそうな顔をする

「れ、んくん?」

蓮「無理して変えようとすることもねぇのに、そんな無理すんなよ」

「うん。」

私が返事をしてから少しの沈黙が流れる

でも、蓮君に抱き締められるのは嫌いじゃない...
お兄ちゃんの様な存在だから安心する感じ


蓮「何か、こんなこと言う予定じゃなかったのに悪かったな」

ポツリと呟くといつもの様にニカッと笑ってくれる

「あと一回だけ...チャレンジしてみる。それでもダメな時は恋を諦めるよ」

蓮「そっか。りょーかい!じゃあ俺より良い奴見つけて納得行くまで頑張れよ?」
目を細めて笑うと優しく頭を撫でてくれた