むしろ誇りの象徴だ。 

 だって、笑ってたらいいこといっぱいあるんだよ!

 怖いって噂の寮長とも仲良くなれたし!

「へぇ、ほのの笑顔は魔法になるのね。」

「うん!魔法使いなの!」

 わたしを魔法使いにしてくれたのはお母さん。

 それを認めてくれているわたしの親友、四宮ハル。

 ハルちゃんはすっごく美人でこの四宮学院の学院長の娘さん。

 一年の入学式で仲良くなって、今の2年ではハルちゃんの大親友になれてると思う。

 こうやってチクチクすることは言ってくるけど……。

 つ、ツンデレさんなんだよね、うん。

「あ、そーだ。明日ハルちゃん誕生日だよね?」

「え?あぁそうね。祝わないでよね?明日の夜は疲れるんだから……。」