「うぅぅ……」

「で、急に自分の身の回りのこと全部しなきゃいけなくなって困ってるってわけね」

「はいぃぃ……」

 わたしは次の日……ハルちゃんの誕生日の日に昨日の夜にあった出来事を話した。

 あ、誕生日。

「ハルちゃん、誕生日おめでと」

「ありがとう……で、今日からはどうするの?」

「ん〜……どうしようかな?いい人知らない?」

「知らないわよ、今日は特に忙しいんだから」

「だよねぇ〜」

 わたしは冷たい机に突っ伏してため息をついた。

 こんなことになるなら何も言わなきゃよかった……

 今日の夜はやっぱり、昨日予想した通りハルちゃんの誕生日パーティーだし……