奏多side



俺には6個年下の妹がいる




俺が6歳のとき



「奏多……あなたに妹ができるわよ。」



母さんにそう言われた時のことを

今でも鮮明に覚えている



奏「え?ほんとー!奏多、お兄ちゃんなの?」


「あぁ。よかったわね。」


僕は、凄く嬉しかった

だって、





妹が欲しかったからだ