~第二話 秘密の恋~

部活が終わり、急いで優菜のもとに行った
先生達から見つからないように正門を出て、帰り道で会うことにした

帰り道、例の件について聞く

「呼び出されたけどなんで?」

「その事なんだけど……」

「どうした」

「呼び出された後、先生達に言われたの」

「年下と年上が付き合うと妊娠しちゃうからダメって」

「なんだ それ!!」

「おかしいよね」

「そんなん、だだの妄想じゃん」

「その後にね 体育の先生に妊娠のこと話されたの」

「なんじゃ そりぁ」

「そんなことで呼び出されたの」

「しょーもな」

「先生の妄想激し過ぎですよね」

「そうだな」

(とりあえずよかったけど先生達の妄想には、困ったもんだ)

「翼先輩は、 襲ったりとかそんなことしませんよね?」

「当たり前だろ! 俺が、そんな野獣みたいなことするかよ」

「ホントに」

「ホントだよ」

「でもこれから先生達に、目つけられましたね」

「バレないように、こっそり会うか~」

「そうですね」

「あっでも誰もいないから襲っちゃおかなぁー なんちって」

「あー そんなこと、言うんだ翼先輩のエッチ」

「ジョーク ジョーク」
と笑いながら帰った

まっ ひとまず一件落着
恋は、まだまだ続きそうです

甘いムードの二人の空には、今日も静かに月明かりが、灯っていた