「ほっほら、なんて言うか兄弟?みたいな」
必死にカバーしたつもりだったのにさらにガクッとなってしまった
「葵とは話しやすいし可愛い弟っていう感じかな」
すると急に腕を掴まれて壁に押しつけられた
「可愛い、可愛いっていつも言うけど俺も男なんだよね」
「えっ」
男は男だけどそんな目で見てなかったからすごい驚いた
「まぁあ、栞は俺のことそんな目で見てなかったよねごめんね」
頭をポンポンとして部屋に戻ってしまった
そのまましばらく立ちすくんでちょっとしてから料理を始めた
私と蓮はまだあれだけど葵とはさっきのことなんか何もなかったように話せている
ご飯を食べて終わったら葵は自分の家に帰っていった
蓮とはその後あまり話さないままその日を過ごした
